『烏來温泉』は台北市の南に位置し台北から比較的近い場所にあるため、近年のスパブームにのって地元台湾の若者にも大人気の温泉です。
3百年以上も前に、烏來を居住区とする台湾原住民の『タイヤル族』に発見されたこの『烏來温泉』の名は、タイヤル語の『ウーライ=温泉』から来ています。本格的な温泉開発は、日本統治時代に日本人が始めました。
四方を山に囲まれ景色が美しく、春は桜、夏は渓谷での水遊びやキャンプ、秋は紅葉、冬は温泉そのもので身体を温め湯治するなど、四季折々の楽しみ方があり、一年中訪れる人が絶えることがありません。また、原住民の歌舞や文化に触れたり、烏來産の素材を使った料理などを楽しむこともできます。
泉質は、無味無臭で美肌効果が高く、天然の化粧水といわれるお湯は地元でも『美人の湯』として親しまれています。 |